Digital 6000シリーズ 導入事例

高い安定性と高音質を兼ね備えたワイヤレスシステム

Sennheiser：
それではデジタルワイヤレスシステムDigital 6000シリーズの導入インタビューをさせていただきたいと思います。まずは、用途や実際に使用したコンサートと、導入のきっかけを教えて下さい。

井田様：
アリーナやホールなど、大規模会場においてボーカル用のワイヤレスマイクシステムとして使用させてもらっています。きっかけは、MD 445です。MD 445の音質が本当に好きで、ワイヤレスで同じような音の製品がないか調べていてDigital 6000シリーズにたどり着きました。

Sennheiser：
Digital 6000シリーズの導入を決めた要因を教えて下さい。

井田様：
Digital 6000シリーズは軽くて、ダンスをするボーカルにちょうどいいと思っていて、それが決め手のひとつになっています。電池を入れた状態の重さが重要なんですが、それでも軽いんです。また、音質的にはハイの伸びがボーカルにとても合っているなと感じました。軽くてこの音質なら文句ないなと思って導入を決めました。

Sennheiser：
Digital 6000シリーズではマイクカプセルを交換でき、MD 445 / MD 435カプセルがありますが、MD 445カプセルを選んだ理由を教えて下さい。

井田様：
MD 445カプセルの方が音に芯があって厚みもあったので、僕の好みではあるんですが、音が好きだなという理由で選びました。また、被りが少ないマイクが好きなんですが、MD 445の方がグリルが小さく被りが少ないというのも決め手です。

Sennheiser：
Digital 6000シリーズを導入して、アーティストからの反応はいかがでしょうか。

井田様：
音の厚みがすごく出た、という反応はありました。芯もあって厚みもあるということで、アーティスト側でもお気に入りになっていると思います。あとはカッコいいっていうのもありますし、握りやすさもちょうど良いという反応がありました。

Sennheiser：
マイクカプセルだけでなく、システム全体での音質はいかがでしょうか。また、信頼性の面についての感想もお聞かせ下さい。

井田様：
システム全体でも有線のMD 445の音質が再現されているなとは思っています。有線と音質が近いっていうのは非常に良いですね。電波はすごく安定していて良いです。トラブルが本当に少ないので、安心して使えます。

Sennheiser：
MD 445カプセルのDigital 6000システムは、どのようなアーティストに向いていると思いますか。

井田様：
女性ボーカルに合うなと思っています。あとは歌い方になるかもしれませんが、ちゃんと口をつけるくらいのオンマイクで歌ってくれる人。あとは声が小さい人にも最適だと思います。

あとは指向性が狭くて被りが少ないので、イヤモニではなくウエッジモニターを使っている場合にも向いていると思いますね。SENNHSIERのワイヤレスを使っている人は多いので、できることならDigital 6000がいいよとは言いたいなと思っています。

Sennheiser：
嬉しいお言葉、ありがとうございます。本日はどうもありがとうございました。