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    vdB > vdBについて

    vdB (van den Bergh、ヴァン・デン・バー)は映画・放送のプロフェッショナルのためのカーボン製ブームポールを開発するフランスのメーカーです。すべてのブームポール製品はフランス南西部のポーにてハンドクラフトで製造されています。

    ゼンハイザージャパンは、2008年11月より日本での正規代理店となりました。

     
    vdBブームポールについて

    vdBのブームポールは映画・放送のプロフェショナルのための驚くほど軽量かつ堅牢、ノイズレスなカーボン製のブームポールです。

    手元のチューブにはハンドリングノイズを低減させる特殊表面加工がされています。また、ほか5本のチューブには反射防止加工が施されており、ブーミングによって照明が反射し、映像に影響を与える心配はありません。

    さらに新しいQTシリーズでは1/4回転ですばやくロックできる"Quarter Turn"機構を採用、素早いオペレーションが可能となりました。

     
    製品の特長

    カーボンの圧倒的な軽量性
    VDBのブームポールは最先端の高弾性カーボンファイバーフィラメント巻付技術により、軽量性と堅牢性を高いレベルで両立しています。長さと重さの比率において私たちを凌ぐ製品は市場にはありません。

    最もコンパクト
    6セクションで構成されるブームポールは収納時きわめてコンパクトになります。5mを超えるブームも1m強のサイズになります。2.1mのポールはわずか50cmになるのでアタッシュケースに入れて飛行機に乗ることができます。1.5mのポールに至ってはわずか40cmであなたのロケーション収録用バッグに入ってしまうかもしれません。

    ノイズレス
    外側チューブのラッカーコーティングはポールのハンドリングノイズを低減させます。(内側5セクションのチューブは撮影時に光を反射させないようマットブラックになっています。)また精密に加工された内部のスライドリングはチューブ間に最小限のクリアランスを与え、ブームのスムースな伸縮を実現しています。

    QTロック機構
    QT (Quarter Turn)ロックはVDB社が1995年に発明した機構で、ロックリングをわずか1/4回転させるだけでリングを締緩することが可能です。

    細かいパーツ供給
    6セクションブームポールは全ての部位がパーツ供給されます。万が一ブームポールが象に踏まれてしまっても、折れたセクションを交換して再度使用することが可能です。

     
    ラインナップ

    <QTシリーズ>
    スタンダードなQTシリーズはPOCKET (最短30cm)~XL (最長5.57m)までの6種類の長さをラインナップし、幅広いアプリケーションに対応します。またすべて伸縮性の高い6段編成で、可搬性に優れるだけでなく、ブームの長さを柔軟に調整することで一つのブームポールで様々な現場に対応できるでしょう。

    - XL-QT:6段、110cm~5.57m、690g
    - L-QT:6段、80cm~3.84m、520g
    - M-QT:6段、60cm~2.66m、410g
    - S-QT:6段、50cm~2.1m、350g
    - BB-QT:6段、40cm~1.5m、300g
    - POCKET-QT: 6段、30cm~1.07m、260g

    <HAND-QTシリーズ>
    HAND-QTシリーズは狭所でのオペレーションやインタビューでのソーシャルディスタンス確保に有効なコンパクトシリーズです。2段モデル(24cm~40cm)と3段モデル(37cm~93cm)を用意しています。

    - HAND-QT-3: 3段、37cm~93cm、156g
    - HAND-QT-2: 2段、24cm~40cm、100g

     
    History

    vdB社は1984年Stephane Van den Berghによって設立されました。彼らが開発したカーボンファイバー製ブームポールは従来のブームポールにはなかった運搬性、機動性を発揮しプロオーディオ業界に革命をもたらし、現在では映画・放送業界のスタンダードとなっています

    彼はLouis Lumiere国立映画大学を卒業したあと長年ブームオペレーターとして活躍していました。そのころのブームポールはアルミニウム製でとても重いものでした。優秀な便利屋で釣り人でもあった彼はとても軽いカーボンファイバー製の釣り竿から着想を得て、彼の録音家としての夢と需要を注ぎ込み、彼自身のためのブームポールを設計し、ハンドクラフトし、最初のブームポールを完成させました。その後彼は生産を続けることになり、ユーザーからのリクエストを取り入れながらブームポールを進化させ続けました。

    そうして完成したブームポールはその圧倒的な軽量さをもつブームポールとして認知され、現在では世界中のサウンドエンジニアから愛用されています。まさにサウンドを愛する者がサウンドを愛する者たちのためにデザインしたブームポールなのです。

    ご購入に関しての注意