Perfect sound studio blog

ヘッドホン・イヤホンのスペックの見方

■型式

ヘッドフォンの場合、大きく分けて2タイプあります。 ハウジングが開放されていて空気が自由に出入りするタイプである「オープン型/オープンエア型」と ハウジングが密閉されていて遮音性が高い「密閉型」があります。

■ドライバー

スピーカーにあたる振動板の部分になります。 ダイナミック型がヘッドホン、イヤホンに数多く採用されていますが、 その他には静電型(コンデンサー型)やイヤホンなどは最近バランスド・アーマチュア型も採用されています。

■出力音圧レベル/能率/感度(dB/mW)

電力を与えたときに、音がどのくらいのレベルで再生音を感じれるかを表します。単位の読み方はデシベル。 数値が大きいほど一定のボリュームで大きな音量を得ることができます。 ポータブルプレーヤーなどで使用する場合は、数字が小さいと音量が得られにくい場合があります。

■再生周波数帯域(Hz)

再生できる周波数の下限(低音域)から上限(高音域)までを数値で表したものです。 人間に聞こえる周波数範囲は、一般的に20Hzから20.000Hzと言われます。 但し、再生周波数が広くても音のバランスまでは分からないので、実際に聞いて確かめて下さい。

■最大入力(mW)

最大入力とは、ヘッドホンに入力できる最大電力をmW単位で表したものです。 音楽プレーヤー側の最大出力以上か同等の数値であれば問題ありません。 DJ用途場合は専用のDJモデルかモニターモデルが最大入力が大きく、音作りも適しています。

■インピーダンス(Ω)

ヘッドホン、イヤホンの持つ電気抵抗の大きさを表す数値です。 ボイスコイルの抵抗値(コードの抵抗値も含む)を表し、単位はΩ(オーム)。 ポータブルプレーヤーなどの出力が小さい物には、低いインピーダンスのヘッドホン、イヤホンがお勧めになります。