vdB (van den Bergh、ヴァン・デン・バー)は映画・放送のプロフェッショナルのためのカーボン製ブームポールを開発するフランスのメーカーです。すべてのブームポール製品はフランス南西部のポーにてハンドクラフトで製造されています。
ゼンハイザージャパンは、2008年11月より日本での正規代理店となりました。
vdBブームポールについて
vdBのブームポールは映画・放送のプロフェショナルのための驚くほど軽量かつ堅牢、ノイズレスなカーボン製のブームポールです。
手元のチューブにはハンドリングノイズを低減させる特殊表面加工がされています。また、ほか5本のチューブには反射防止加工が施されており、ブーミングによって照明が反射し、映像に影響を与える心配はありません。
さらに新しいQTシリーズでは1/4回転ですばやくロックできる"Quarter Turn"機構を採用、素早いオペレーションが可能となりました。
ラインナップ
<QTシリーズ>
スタンダードなQTシリーズはPOCKET (最短30cm)~XL (最長5.57m)までの6種類の長さをラインナップし、幅広いアプリケーションに対応します。またすべて伸縮性の高い6段編成で、可搬性に優れるだけでなく、ブームの長さを柔軟に調整することで一つのブームポールで様々な現場に対応できるでしょう。
- XL-QT:6段、110cm~5.57m、690g
- L-QT:6段、80cm~3.84m、520g
- M-QT:6段、60cm~2.66m、410g
- S-QT:6段、50cm~2.1m、350g
- BB-QT:6段、40cm~1.5m、300g
- POCKET-QT: 6段、30cm~1.07m、260g
<HAND-QTシリーズ>
HAND-QTシリーズは狭所でのオペレーションやインタビューでのソーシャルディスタンス確保に有効なコンパクトシリーズです。2段モデル(24cm~40cm)と3段モデル(37cm~93cm)を用意しています。
- HAND-QT-3: 3段、37cm~93cm、156g
- HAND-QT-2: 2段、24cm~40cm、100g
History
vdB社は1986年Stephane VAN DEN BERGHによって設立されました。彼は長年サウンドエンジニアとしての経験をもとに初のケブラー製ブームポールを開発しました。そしてそれに続いて開発されたカーボン製ブームポールは市場に革命をもたらし、現在では映画・放送業界のスタンダードとなっています。