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    2016/03/23

    ビヨンセ、ブルーノ・マーズ、レディー・ガガ、第50回スーパーボウルでゼンハイザーを使い感動のパフォーマンス


     アメリカ最大のスポーツイベント「スーパーボウル」の記念すべき半世紀目となった今年の試合も、例年通りに試合前の国歌独唱、ハーフタイムショーともに感動のパフォーマンスが繰り広げられました。1億1,190万人という歴代3位の視聴者数を記録した、第50回スーパーボウル。ビヨンセ、ブルーノ・マーズ、レディー・ガガのエネルギッシュなステージをサポートしたのが、ゼンハイザーのワイヤレス・マイクロホン・システムです。


     スーパーボウルの50周年を記念する試合前のステージで、レディー・ガガはゼンハイザーのSKM 5200ハンドヘルドマイク&MD 5235ダイナミックマイクカプセルのコンビネーションを使い、米国国家をエレガントかつソウルフルに熱唱。ピアノ伴奏だけのシンプルなパフォーマンスは、ガガの誇る驚異のダイナミックレンジとさりげないカデンツァをより際立たせ、クリアでピュアなオーディオで世界中の多くの視聴者を魅了しました。

     ガガのモニター・エンジニアを務めるジム・コービン氏は次のように語っています。
    「MD 5235カプセルは彼女の声にすごくよく合うから、こちらが特に手を加える必要がないんだ。MD 5235カプセルのとりわけ優れた点は、高低関係なくダイナミクスをとてもよく拾ってくれるところだね。ボーカルとの距離に対する反応もすごくいい。ボーカルがマイクに近くても遠くても、まったく同じサウンドを再現できるから、設定を変える手間がない。信頼性という点で言えば、この手のイベントで他社のワイヤレス・システムを使うつもりはないね。」


    【第50回スーパーボウル、ゼンハイザーで“アップタウン”】

     デンバー・ブロンコスとカロライナ・パンサーズのエキサイティングな前半に続くハーフタイムショーは、コールドプレイをヘッドライナーに迎え、ベテラン・スタジアム・パフォーマーのブルーノ・マーズとビヨンセがゲストとして参加。「アップタウン・ファンク」で幕を開けたブルーノ・マーズのセットには、コラボレーターのマーク・ロンソンと一流ダンサーたちも加わり、魅惑のボーカル・パフォーマンスにビジュアル面からエネルギーを注ぎ込みました。このセットでブルーノ・マーズが使ったのが、カスタムメイドのゼンハイザー・ヘッドマイク・システムです。
     ハーフタイムショーでブルーノ・マーズのFOHミキシングを担当したトビー・フランシス氏はこう語っています。
    「音響面について、ブルーノ以上にこだわるアーティストはおそらくいないと思うね。MD 5235カプセルの特に気に入っている点は、アーティストがPAの前を離れた時の性能が、ほかのどのマイクよりも優れているところだ。最近は、ステージングの関係でアーティストがスピーカーの前に立たなくちゃいけない場面もよくあるだろう?MD 5235なら、そういった場面でもパターンがタイトで、リジェクションにも優れている。他社のダイナミックマイクより“ハイファイ”なサウンドも気に入っている点のひとつだ。」


    【“Queen Bey”のパフォーマンスをサポートしたピュアなデジタル・オーディオ】

     12分間のハーフタイムショーは、ブルーノ・マーズのパフォーマンスに続いて“Queen Bey”ことビヨンセが、レザースーツで軽快に踊るダンサーたちと共に登場するとさらにヒートアップ。ビヨンセはゼンハイザーのデジタル9000ワイヤレス・システムとカスタムメイドのゴールドのSKM 9000ハンドヘルドマイク&MD 9235カプセルにのせ、最新シングル「フォーメーション」をオーディエンスに届けました。曲の途中では、ブルーノ・マーズがビヨンセとのダンスも披露。ここではブルーノ・マーズはそれまでのヘッドマイクから、愛用のゼンハイザーSKM 5200ハンドヘルドマイク&MD 5235カプセルのコンビネーションに切り換えています。

    「ビヨンセは長いこと、ゼンハイザーの5000ワイヤレス・シリーズを愛用していた。でも2014年のツアー終了後、デジタル9000システムにグレードアップする機会を得た。以来、9000が当たり前になっている。ほかに選択肢なんてないね。」と語るのは、ビヨンセのFOHエンジニアであるスティーブン・カーティン氏です。

    「特に素晴らしいのが、そのサウンドだ。デジタル9000を導入する以前は、常にコンパンディングやコンプレッションが必要で、一部の周波数帯域が欠けてしまうのを避けられなかった。ビヨンセはすごくダイナミックレンジの広いシンガーだけど、今はあらゆる帯域をより正確に再現できるからありがたいね。」

     ビヨンセのモニター・エンジニアを務めるジェームズ・ベリー氏も、次のようにコメントしています。
    「デジタル9000のおかげで、素晴らしい音響体験を味わっているよ。スティーブンもブロードキャスト・ミキサーも私も、そしてもちろんビヨンセも、心から満足している。ゼンハイザーのシステムは、素晴らしいサウンドとソリッドなRFパフォーマンスを実現してくれるんだ。」
     
     ベリー氏は、ハーフタイムショーでのゼンハイザー・チームのサポートにも感謝していると言います。
    「ゼンハイザーにはデジタル9000システムを2ユニット用意してもらった。1つはリハーサル用、もう1つは本番用だ。おかげで何もかも完璧だったよ。」

     ビヨンセは大成功に終わったハーフタイムショーでのパフォーマンスを、「フォーメーション・ツアー」を発表して締めくくりました。40日間におよぶ同ツアーは4月27日からスタート。このツアーでも、ゼンハイザーのデジタル9000システムが信頼のオーディオを提供します。


    【ゼンハイザー:完璧なRFのための舞台を用意】

     RFエンジニアのジェームズ・ストッフォ氏は第50回スーパーボウルについて、「過去17回手掛けたスーパーボウル・イベントの中で、最もRF環境が困難だった」と語っています。ストッフォ氏はその理由として、会場がシリコンバレーに近いこと、ホワイトスペース・デバイスが増えたこと、UHFスペクトルの混雑度が高まっていることを指摘しています。

    「ゼンハイザーの製品は常に、市販されているワイヤレスマイクで最も緻密なエンジニアリングが光っている。今回のようなイベントでそうした高品質な製品を使えると、とても安心できるね。それにデジタル・システムだから、干渉に対する信号の耐性も高い。そこが他社のワイヤレス・システムとの違いで、他社のものは曇りの日なんかはすぐに周囲のRFノイズを拾ってしまうんだ。デジタル9000は実にタフで、信頼のゼンハイザー製品のまさに好例だね。」

     スティーブン・カーティン氏が以下にコメントするように、この規模のイベントの成否はプロフェッショナル・チームの協働体制によっても左右されます。チームの一員として今回のイベントの成功の鍵を握ったのが、以前にもスーパーボウルで音響機器の統合サービスを提供したことのある、カリフォルニア州バレンシア拠点のATKオーディオテック社です。
    「イベントに関わったすべてのスタッフを信頼しているよ。ATKのみんなから、フリーのエンジニアまで全員ね。たくさんのスタッフが関わるプロジェクトでは、信頼は大きな要素だ。たとえばサウンド・デザイナーでFOHミキサーのパット・バルツェルは、20年近くもこの世界にいる。大規模なイベントはリスクと背中合わせだが、スタッフはみんな優秀で、深い信頼関係もできている。しかも機器類はゼンハイザーが担当してくれるというんだから、安心だ。」


     ゼンハイザーのアーティスト・リレーションズを担当するバイロン・ゲイザーは、次のようにコメントしています。
    「このような記念碑的イベントにおいて重要な役割を果たすことができ、誇りに思っています。第50回スーパーボウルでは、弊社のアーティスト・リレーションズ・チームがたゆまぬ努力を重ね、レディー・ガガやビヨンセ、ブルーノ・マーズといったパフォーマーの方々が最高の機器を使い、会場に集まったすべてのファンと、TVの前のすべての視聴者にプレミアムなサウンド体験を提供するのをサポートできたと思います。特に、フラッグシップ製品であるデジタル9000システムのパフォーマンスには弊社としても満足しています。同システムは今後も、世界中の注目のイベントで愛用していただけるのではないかと考えています。」



     

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