Sennheiser

特集

 
2022/03/01

プロフェッショナルオーディオ事業へのフォーカス


ゼンハイザーグループは Pro Audio(プロオーディオ)、 Business Communication(ビジネスコミュニケーション)、Neumann.Berlin(ノイマン.ベルリン)事業への集中投資を決定

2022年3月1日、ヴェーデマルク ― オーディオの未来形成と唯一無二のサウンド体験の創造。それこそが、75年以上にわたりゼンハイザーが体現してきたことです。オーディオのスペシャリストを自認する弊社は半世紀を経て、このたび再びプロ事業に完全注力することに致しました。3つのビジネスユニット、Pro Audio(プロオーディオ)、 Business Communication(ビジネスコミュニケーション)、Neumann.Berlin(ノイマン.ベルリン)と共に、ゼンハイザーグループは持続可能な成長を遂げ、プロフェッショナルオーディオソリューションプロバイダーとして構築した世界的地位のさらなる向上を目指していきます。
これまでゼンハイザーグループの柱のひとつであったコンシューマーエレクトロニクス(CE)部門を、Sonova Holding AG ― 世界有数のヒアリングソリューションプロバイダー ― に、2022年3月1日をもって正式に事業譲渡いたしました。

「近い将来、我々は弊社のビジネスユニットであるPro Audio、Business Communication、Neumann.Berlinにリソースおよび資金を集中的に投入致します。これにより高い成長率を実現し、世界市場におけるさらなる地位向上を図るとともに、事業範囲を順次拡大していく所存です」と、ゼンハイザー共同CEOダニエル ゼンハイザーは説明します。「今後、我々はプロフェッショナルなお客様となおいっそう緊密に連携するとともに、プロオーディオ市場においてこれまで以上にシェアを獲得したいと考えています。今後はそこで、オーディオ業界における世界屈指の企業としての知識と広範な専門技術を余すところなく活用していく所存です」と、同社共同CEOアンドレアス ゼンハイザーは言い添えています。

近年、ゼンハイザーグループはプロフェッショナルオーディオ企業としての輝かしい未来を実現すべく、その基礎固めに尽力し、準備を万全なものに整えて来ました。「我々は会社を良い意味で変容させています。昨年度についても、パンデミック中にもかかわらず業績を向上させ、大いに成功した1年だったとふり返ることができます。コロナ禍によって、なかでも特にイベント業界が2年続けて極めて不安定な状態を強いられたにもかかわらず、我々は2021年度の売上目標を全事業分野において達成しただけでなく、自らの期待値を越えることもできました」とダニエル ゼンハイザーは述べています。

ゼンハイザーグループの未来に向けた明確な目標を、アンドレアス ゼンハイザーはこう説明しています。「ファミリー経営企業として、我々は今後も自らの努力を通じて持続可能な成長を目指していきたい。それを達成するために、3つのビジネスユニットに大規模な投資を行なっていきます」。

Pro Audioでは、信頼性の高いオーディオソリューションと第一級のサウンドクオリティを提供し、ライブ/放送業界におけるお客様の高い期待を今後も越えることを目指していきます。そして、最適なワークフローに必要な最新のソフトウェアソリューションを導入し、サービス/商品の幅を拡大していきます。成長機会については、なかでもとりわけ、オーディオフォービデオなど、成長著しいセミプロ向けアプリケーション市場において見つけていきたいと考えています。

Business Communicationsでは、今後、大学および企業会議室向けオーディオソリューションのポートフォリオを大幅に拡充していきます。最終的には、世界中の主な教室および会議室にゼンハイザー商品を設置し、お客様に優れた音質と使い勝手の良さをお届けするだけでなく、ハイブリッドな仕事/学習環境が抱えるさまざまな課題にお応えできることを目標としています。

伝説的製品群を有するNeumann.Berlin はすでに、スタジオクオリティのオーディオソリューションで世界有数の知名度を誇っております。この分野については、デジタルワークフローへの高度なフォーカスと広範なソフトウェアおよびサービスソリューションを、さらにはたとえば、楽器の近接マイキングといった新製品も導入し、未来に向けて拡充を図ります。成長機会は、モバイルワーク、ストリーミング、イマーシブオーディオの各分野におけるお客様の新たな要望の中から生まれることを期待しています。

Sonova ― ヒアリングソリューションの世界有数のプロバイダー ― との間にはすでに、強力なパートナー関係を構築致しました。Sonovaは弊社のコンシューマーエレクトロニクス部門を完全に引き継いでおり、今後それをさらに拡充していくことでしょう。今回の事業譲渡において、SennheiserとSonovaのコンシューマーヒアリング部門はSennheiserブランドの傘の下、事業を共同で営んでいくことで合意致しました。Sonovaとの間で、Sennheiserブランドの使用に関する長期ライセンス契約を交わしています。

ゼンハイザーグループについて
ファミリー経営の独立企業ゼンハイザーは1945年に創業。現在はプロオーディオテクノロジー分野屈指のサプライヤーとして知られます。2013年以来、ダニエル ゼンハイザーとアンドレアス ゼンハイザー博士がゼンハイザー家の第三世代目として同社を牽引しています。本社はハノーバーに程近い町、ヴェーデマルクのヴェンネボステルです。

ゼンハイザーブランドについて
オーディオと共に生きるゼンハイザー。世の中を変えるオーディオ製品を作りだすことに情熱を捧げ、オーディオの未来と素晴らしいサウンド体験を築く。これこそが75年以上もの歳月、変わらずに掲げてきたゼンハイザーの意義です。Sennheiser electronic GmbH & Co. KGはマイク、会議システム、ストリーミング技術、モニタリングシステムなどの様々なプロオーディオ事業を展開しながら、ヘッドホン・イヤホン、サウンドバー、スピーチ-エンハンスヒアラブルデバイスなどの一般消費者向け事業をSonova Holding AGへのブランドライセンス事業で展開しています。

www.sennheiser.com
www.sennheiser-hearing.com

【プレスリリース】ゼンハイザージャパン-ゼンハイザーグループ概要 も併せてご覧ください。


お問い合わせ
ゼンハイザージャパン株式会社
https://ja-jp.sennheiser.com/service-support-contact



 

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